SUPボード(インフレータブル)の種類と選び方5つのポイント

SUPボード(インフレータブル)の種類と選び方5つのポイント

スタンドアップパドルボードにはいくつかの種類があります。初心者にとってはどれを選べばいいのか分からずに困りますよね。インフレータブルのSUPボードにはどんな種類があり、どういった選び方をすればいいのか解説します。


サーフィンやカヌーに比べて、初心者でも比較的手軽に遊べる親しみやすさが人気のSUP。海や川、湖などいろいろな場所で、そしていろいろな遊び方がある奥深さもその魅力のひとつです。

アウトドア好きにとっては、1本持っていて損はないレジャーアイテムですが、用途が広いからこそ、ボードの種類も実は様々なものがあります。今回は、インフレータブルボードと呼ばれるSUPのボードの種類や、選び方のポイントをご紹介します。

初めてのボード購入時には、ぜひ参考にしてください。

SUPボード(インフレータブル)の特徴

インフレータブルボードとは?

いろいろな場所に持って行って、幅広く遊べるのがSUPの魅力ではあるのですが、しかしそれには少し大きいため、持ち運びがなかなか大変です。長いものでは3.5m以上あるので、持ち運びだけではなく、自宅で保管しておくときにも、ある程度のスペースが必要です。

しかし、そんな悩みを解決してくれるのがインフレータブルボードです。インフレータブルボードというのは、空気で膨らませるタイプのボードです。使用するとき以外は空気を抜いてしまえば、持ち運びや保管場所に困ることはありません。

空気を抜けば持ち運びも楽々

空気を抜いてしまえば、車のトランクにしまうこともできるし、専用のリュックやキャリーケースに入れることで電車などで運ぶことも可能です。ボードの重さは材質によっても異なりますが、通常では15kg以上するものです。しかし、インフレータブルボードであれば、ポンプなどを合わせても総重量が10kg程度のものがたくさんあります。

場所を問わずに遊べるSUPだからこそ、水のある場所にはどこにでもつれていきたいもの。小さくなること、そして軽いことなど、とにかく女性にも運べるほど持ち運びがしやすいことが、インフレータブルボードの特徴です。

インフレータブルでもしっかり乗れる

そして、日々テストを繰り返して進化を続けるボード作りの技術によって、インフレータブルボードは持ち運びしやすいだけでなく、それでいてしっかり乗る楽しみが追求できる、パフォーマンス性にも優れているものがたくさんあります。

同じインフレータブルボードでも、メインで遊びたい場所や内容など、それぞれの目的に合わせてボード選びをすることが、最大限楽しむためのポイントのひとつです。では、実際にどんな種類のインフレータブルボードがあるのか、そして、どうやって選んだら良いのかもあわせて理解しておきましょう。

SUPボード(インフレータブル)の4種類

インフレータブルボードの種類は、どうやって遊びたいかによって大きく4つの種類に分けることができます。

①オールラウンド用ボード

とにかく、広くいろいろなシーンで活用したいと思っている人や、遊ぶ場所や内容が具体的に決まっていない人は、オールラウンドタイプを選択するのが無難です。汎用性が高く、ヨガなどと合わせたフィットネス用途や、沖へ自分のペースで漕ぎながらのツーリング、沖まで出てSUPの上で釣りを楽しむフィッシングSUPなど、どんなことも一通り可能です。

②レース用ボード

こちらのSUPは、他のボードに比べてややシャープで、特に先端部分が尖っているのが特徴です。これは、競技などでのスピードを追求し、水の抵抗を軽減するための工夫です。SUPレースは日本でも頻繁に開催されているので、競技や大会への出場を目指したい人など、とにかく早くガンガン漕ぎたい!という人にはとてもおすすめです。

③フィットネスタイプ

フィットネス向けのインフレータブルボードというのは、今は主にSUPヨガのためのボードが多く展開されています。ボードの上で動いたり、ポーズをとったりするために、ボードの上でバランスが取りやすく、安定した作りになっています。その代わり、推進力という部分では他のボードに比べてやや劣るものが一般的です。

④フィッシング用ボード

SUPを使用してのレジャーとしてとても人気があるものに、ヨガのほかに釣りがあります。船を出さなくても沖での釣りが楽しめて、岸側の喧騒から離れて穏やかな場所で釣りを堪能できます。SUPを使って、本格的にフィッシングを楽しみたい人は、フィッシング用のボードがとても便利です。

フィッシング用のボードには、安定しやすいように広めのボードが多いので、クーラーボックスを積んでしっかり魚を岸まで持って帰ってくることができます。また、釣竿を固定しておくロッドホルダーなどがついているので、SUPを使ってのフィッシングでも、本格的な釣りを楽しむことができます。

SUPボード(インフレータブル)の選び方5つのポイント

SUPにいろいろ種類があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。では、実際にSUPボードを選ぶときの5つのポイントをピックアップしました。

①まずは用途を考える

先にご紹介した通り、SUPボードは遊び方や用途によって種類がわかれています。まずは、自分がどんな場所で、どんな風に使用したいのかを具体的にイメージしてみましょう。ある程度使い方が限定されるようであれば、あとはそれに合わせたタイプのボードを選ぶだけです。

②長さはどうやって決めるの?

購入するボードのタイプが決まっても、その中でも大きさなどには多少の違いがあります。細かい違いの選び方についても、しっかり理解しておきましょう。

SUPは1本のパドルを使用して漕ぐことで、水面を進んでいきます。そのため、SUPの右か左、どちらか片方のみで漕いでいる状態。十分な長さがないと、ぐらぐらしてまっすぐ進むことが難しくなります。初めてボードを購入するのであれば、まっすぐ進みやすい9ft以上の長さのボードがおすすめです。

③厚さはどれぐらいが最適?

水の上でのボードスポーツでは、浮力がとても大切です。ボードに十分な浮力がなければ、やはりボードがぐらぐらしてバランスを保つのがとても難しくなります。ボードのどちらかに重心が偏ることでボードの進む方向も変わるので、バランスを保ちやすいということは方向などを操縦しやすいということでもあるのです。

安定していて操縦しやすいボードの目安は、厚さが15cm以上、浮力が220L以上のものです。この大きさのボードであれば、男性でも女性でも比較的簡単に乗りこなすことができるはずです。

④インフレータブルボードは空気圧も重要

その他にも、インフレータブルボード特有のポイントもあります。インフレータブルボードは空気を入れて膨らませるボードなので、空気の容量というものにもバリエーションがあります。空気圧が弱いと、当然浮力も弱くなります。また、体重の重さに耐えられずにへこみなどが出る場合は、ボードのラインが変わるので推進力が落ちたり、直進するのが難しくなったりします。

長さや厚さなどは考慮しても、あまり注目されないのが空気圧です。しかし、同じ大きさのボードでも、空気圧ひとつで扱いやすさが格段に変わることも少なくありません。また、インフレータブルボードのデメリットのひとつに、ボード自体の強度が挙げられます。

他のボードに比べると、インフレータブルボードはどうしても衝撃に弱いという弱点があります。しかし、十分な空気圧が入るボードというのは、その圧力に耐えられるだけの強度があるため、インフレータブルボードの中でも丈夫なボードということでもあります。ひとつの目安として、15気圧入るボードであれば十分です。

⑤ボードだけじゃない!パドルもいろいろ

SUPで重要なのは、ボードだけではありません。パドルを漕いで前に進んで行くSUPでは、パドルもとても重要なアイテムです。パドルはもちろんできるだけ軽いもので、それでいてしっかりと水を捉えられるものが良いでしょう。

とにかく軽いのはカーボン製のパドルですが、比較的値段が高くなりがちです。また、アルミ製のパドルなどは強度があり価格もお手頃ではあるのですが、重さが出てしまうのが難点です。クルージングに行くときにはスタミナがあって重たいパドルでもしっかり焦げますが、想像以上に遠くまできた、というときに、帰りに疲れてしまうとパドルの重たさが負担になります。

その他、パドルの大きさや形状は、ボード同様にウルージング用やサーフィン用など、用途による違いもあるので、いくつか見てみてください。

まとめ

SUPのボードは大きさも大きく、サーフィンのショートボードなどと比べるとコストがかかります。ギアを購入する際には、1本でも十分楽しめるように、しっかりと見極めた上で選びたいところ。水の上での貴重なパートナー選びだからこそ、細かい違いによって何がどう変わるのか、きちんと理解した上でじっくりと検討してみましょう。

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