コンサバファッションとは、1990年代のバブル期に、ニュートラファッションとも呼ばれ、女子大生向けファッション誌のJJ、CanCam、Viviなどから発信されていたお嬢様系スタイルを、未だに思い浮かべる方も少なくないのではないでしょうか。
その当時から約四半世紀が経過し、「コンサバファッション」 というキーワードが、再び各メディアやファッションブランドの広告で、しばしば見受けられるようになりました。
しかし、近頃の「コンサバファッション」は、かつてとは解釈そのものが異なっており、時代の背景と共に、その中身も変化してしまいました。
今回は、現代の「コンサバファッション」について、 国内でホットなトップブランドをメインに、20代・30代・40代・50代、それぞれの年代別に詳しくご紹介していきます。
レディース向けコンサバファッションとは?

そもそも、コンサバファッションの語源は、英語の「Conservativeコンサバティブ」から来ており、直訳すると「保守的な」という意味です。かつて、バブル期に流行したコンサバファッションは、この英語の「保守的」という意味に因み、お嬢様っぽい控えめなファッションという解釈にあてはめて、このように呼称していました。
しかし、現代では、主に次のような要素が含まれたスタイルを「コンサバファッション」と総称しています。
・誰にでも似合いやすいベーシックなスタイル
・オフィスにも着用OKのキレイメ、キチント系スタイル
・大人っぽく見えるお姉さん系スタイル(別名 お姉系とも言われる)
このように考えますと、「コンサバファッション」とは、ある意味、それそのものが、日本人女性を象徴しているファッションスタイルなのです。
それでは、現在国内で人気のある「コンサバファッションブランド」を20代~50代、それぞれの年代別に40選ピックアップしております。
レディースコンサバファッションブランド10選【20代編】
■1. aqua girl(アクアガール)

Webサイト:https://store.world.co.jp/s/brand/aquagirl/brand/
アクアガールは、1995年にアパレル企業大手のワールドがプロデュースしている セレクトショップです。
設立以来かれこれ20年近く、国内外合わせて100以上のブランドを展開しており、有名どころでは、STELLE McCARTNEYステラマッカートニー、See By Chloeシーバイクロエ、TOP SHOPUNIQUEトップショップユニークなど、日本人の目線にあった、海外の最先端トレンドファッションをいち早くセレクトしていることでも知られています。
そんなアクアガールのオリジナルレーベル品は、トレンドを取り入れつつ、いつの時代も普遍的な女らしさを失わず、コーディネートしやすいアイテムが揃っています。
■2. JILL by JILL STUART(ジルバイ ジルスチュアート)

Webサイト:https://www.jillstuart.jp/
「女の子らしく、可愛らしく、セクシーに」がコンセプトの米国ブランドJILL STUARTジルスチュアート。 その品のあるフェミニンさが漂う商品ラインナップは、 本国米国だけに限らず、日本を始め、アジア女性にもその人気は絶大です。
2007年に同ブランドの販売ライセンスを、アパレル大手のサンエーインターナショナルが取得。その後、子会社サンエービーディーが、ジルスチュアートのセカンドラインとして、日本人女性向けに立ち上げられたブランドが、このJILL by JILL STUARTジルバイ ジルスチュアート。JILLSTUARTジルスチュアート のテイストをそのまま生かし、リーズナブルな価格帯で、より日本女性に合ったテイストの可愛さを追求したことで、主に20代女性を中心に支持され続けています。
■3. TOCCA(トッカ)

Webサイト:https://www.tocca-japan.com/
TOCCAトッカは、90年代後半に米国ニューヨーク発信のブランドで、日本では、アパレル大手企業オンワードグループのハンドリングにより展開。
南欧のロマンチックさと、アジアのエキゾチックさが融合し、ニューヨークテイスで洗練されたフェミニンさは、日本のどのブランドにも似ているようで、TOCCAトッカ独自の世界観が垣間見えます。
特にその上質なニットスタイルとワンピーススタイルは、どこか日本を忘れさせてくれる個性的なエレガンスの雰囲気を醸し出してくれます。
■4. ROPE(ロペ)

Webサイト:http://www.rope-jp.com/
ROPE(ロペ)は、大手老舗アパレル企業のJUNジュンがの取り扱いブランドの中で、当初の立ち上げが1968年とその歴史は古く、同社の看板ブランドの一つです。
90年代に入り、世はセレクトショップブームとなり、同社プロデュースのセレクトショップ、ADAM ET ROPÉ(アダム エ ロペ)は、当時のほとんどすべての女性を魅了したほど、その知名度は一気に飛躍しました。
クラシックでベーシックなデザインをベースに、誰かの真似じゃない独特の品格を持つ洗練されたエレガンス系コンサバブランドとして、時代の変化に捉われず、いつの時代にもその魅力は受け入れられています。
■5. SNIDEL(スナイデル)

Webサイト:https://snidel.com/
2005年にマッシュスタイルラボが設立した、”ストリートフォーマル”がコンセプトのブランド。 全体的に丸みを帯び、スモーキーカラーを多用したスタイルが特徴。
ストリートカジュアルという括りの中で、女性らしい可愛らしさを忘れず、きちんと感も醸し出せているという独自のスタイルは、時代を超えて幅広い女性に支持され、有名モデルや芸能人にも愛用者が多いことでも知られています。また、東京ガールズコレクションでも毎回トップクラスの注目を集めています。
■6. moussy(マウジー)

Webサイト:https://www.moussy.ne.jp/
2000年にエゴイストの元カリスマ店員だった森本容子のプロデュースブランドとして、渋谷109の一号店を皮切りに、一挙にその人気が広まったmoussyマウジー。
ヴィンテージ感のあるマウジージーンズを基調に、都会的で洗練された自分らしさを大切にする女性のためのカジュアルブランドです。
以降、2003年に、大人向けライン、BLACK BY MOUSSYブラックバイマウジー、 2008年にはAZUL by moussyアズール バイ マウジーなど、ターゲットを広げ、幅広い年代層の女性に愛用されています。
■7. SPICK&SPAN(スピック&スパン)

Webサイト:http://spickandspan.jp/
SPICK&SPAN(スピック&スパン)は、ベイクルーズが運営する、まるでパリジェンヌのようなコケティッシュなデザインが特徴のブランドです。
「この部分って、もっとこうなっていたら可愛いのになあ...」という女の子が持つ、あと、ほんの少し!のワンポイントデザインのエッジが効いており、至ってシンプルにもかかわらず、ナチュラルでチャーミングの大人可愛さが抜群で、主に20代後半以降の遊び心のあるコンサバスタイルを望む女性に大人気です。
■8. MERCURY DUO(マーキュリーデュオ)

Webサイト:http://brand.mercuryduo.com/
有名ファッション誌「JELLY」のモデルとして人気を博した今井華ちゃんがプロデュースしているブランドも展開する、トレンドファッション人気通販サイト、RUNNWAY CHANNELランウェイチャンネルの看板ブランドとなっているMERCURY DUO(マーキュリーデュオ)。
そんな同ブランドのコンセプトは、昔から変わらず普遍的なモノと新しいモノをMIXし、フェミニンさの中に抜け感もある大人のエレガンススタイル。誰にでも似合うのに、着用してるだけで、モテ女になれちゃう女子力満載のブランドです。
■9. Andemiu(アンデミウ)

Webサイト:http://www.dot-st.com/andemiu/
Andemiu(アンデミウ)は、株式会社アダストリアが、ブランド語源の「Andemiu」は、=「demur(慎ましい、控えめな)」という意味じゃなく、慎ましさを大切にしながら、可愛いのが好きでどこか自分らしさを主張し、ハメを外しすぎない着崩しをコンセプトにしています。
日常の何気ない一瞬で、「あれ?その服どこで買ったの?」と思わず言われるようなちょっと可愛い商品ラインナップには定評があります。かつてのコンサバティブではなく、仕事もプライベートも自分なりに楽しむことができる、21世紀の今を生きる、新時代の小粋な女性の遊び心を叶えてくれるブランドです。
■10. YECCA VECCA(イエッカベッカ)

Webサイト:http://www.yeccavecca.jp/
YECCA VECCA(イエッカベッカ)は、アパレル大手企業クロスカンパニーが前身となっている、ストライプインターナショナルのプロデュースブランド。
「Relax & Luxury」をコンセプトに、デイリーウェアはもちろん、ルームウェアや休日向けのリラクゼーションドレスなど、そんな何気ない普段着にもおしゃれ、遊び心を忘れない、都会的なリアルクローズをリーズナブルな価格帯で展開。まさに、大人の「ふわゆる系」コンサバファッションを実現したブランドと言えるでしょう。
レディースコンサバファッションブランド15選【30代編】
■1. FOXEY(フォクシー)

Webサイト:http://www.foxey.co.jp/
メディアで知名度のある、同ブランドのオーナー社長兼デザイナーの前田義子氏が、1980年に設立したFOXY。
当初は毛皮のみで発進したブランドでしたが、 そこから9年後の1989年に、ワンピース、トップスなどのアイテムを展開し始めました。NYやイタリアなど海外に拠点も持ち、モデルや芸能人の愛用者が多いことでも知られています。
知性、品性、清潔感を 基軸に上質でフェミンなエレガントなコンサバ系高級ブランドの代名詞となっています。
■2. nano・universe(ナノ・ユニバース)

Webサイト:http://www.nanouniverse.jp/
nano・universe(ナノ・ユニバース)は、1999年に渋谷で発信したブランドで、2002年から都会の洗練された大人向けのセレクトショップの業態としてその知名度を確立させていきました。
同ブランドは、当初はメンズだけの展開でしたが、 2017年から、nano・ODORANTES(ナノ・オドラント)というレディースのオリジナル新レーベルを開始。
人気ブランドアミウでプレスを担当していた二ノ宮和佳子の起用により、 ベーシックな中でも斬新な色使い、色合わせによるスタイルは、まさにレディースファッションのプロフェッショナルの神業に相応しい絶賛を浴びています。
■3. ESTNATION(エストネーション)

Webサイト:https://www.estnation.co.jp/
ESTNATION(エストネーション)は、衣料、雑貨ブランド大手のサザビーリーグが、 2001年有楽町を一号店として、オープンしたセレクトショップ。
同ブランドのオリジナルレーベルは、着やすさはもちろん、合わせやすく、着る人の魅力を最大限まで引き出せる商品づくりが心掛けられています。ベーシックなデザインの中で着ているだけで、時間を忘れさせてくれる余裕が感じられ、洗練された雰囲気に。数あるセレクトショップ展開の中で今、最も旬なブランドと言える魅力を誇っています。
■4. 22 OCTOBRE(ヴァンドゥーオクトーブル)
Webサイト:https://www.22octobre.jp/
22 OCTOBRE(ヴァンドゥーオクトーブル)は、アパレル老舗大手の東京スタイルのプロデュースブランドです。シャープ・クリア・スキニーをキーワードに、「モードエッセンスと洗練された構築的なスタイル」を提案してくれます。
上質で着心地がよく、かつシルエットの美しさを重視し、「着るだけで職場での好感度が高くなる」キャリア、オフィスカジュアルがメインの展開となっており、まさに自立した女性に相応しい、エレガンス系コンサバティブスタイルです。
■5. NATURAL BEAUTY BASIC(ナチュラルビューティベーシック)

Webサイト:https://store.saneibd.com/naturalbeautybasic/
アパレル大手のサンエーインターナショナルが当初立ち上げ、現在はサンエービーディーに継承。定番アイテムはいつまでも普遍的に受け入れられるものですが、同ブランドは、ブランド名そのものが書いて字のごとく、ベーシックなアイテム、ベーシックなカラーを基調に、ナチュラルなビューティーさを演出している同ブランド。
肩肘張ることなく、自分らしさを大切にする女性のための、誰にでも、どんなワードローブとも合わせやすい優秀さで、幅広い層に根強く支持されています。
■6. COUP DE CHANCE(クードシャンス)

Webサイト:https://store.world.co.jp/s/brand/coup-de-chance/
COUP DE CHANCE(クードシャンス)は、ワールドプロデュースのヒットブランドの1つで、ブランドコンセプトは、「Aesthetic Senseエスティックセンス」。
キャリアターゲットのブランドでありながら、美しさの本質を知り、常に感性を豊かにしていきたい個性のあるフェミニンさをプラスしたい大人の女性に向けた、まさに過去と現在のコンサバティブファッションテイストが融合されています。そして、やや細身のデザインが多い為、痩せ見え効果が欲しい人にも最適です。
■7. INDIVI(インディヴィ)

Webサイト:https://store.world.co.jp/s/brand/indivi/
1995年より有名デザイナー田山敦郎氏をクリエイティブディレクターに迎え、1996年よりワールドでプロデュースを開始された同社ロングランヒットブランドの1つのINDIVI(インディヴィ)。
コンセプトは「GLOBAL Life Size INDIVI(等身大)」。シャープで洗練されたテイストをベースにトレンドを表現したブランドです。リーズナブルな価格帯で、ベーシックスタイルを基調に、従来の枠にとらわれない斬新なエッジを効かせ、 こだわり派の女性をも満足させてくれるブランドです。
■8. INGNI(イング)

Webサイト:https://www.ingni-store.com/
INGNI(イング)は、2002年に、コンサバティブファッションの聖地、神戸で立ち上がったエレガンスブランド。その美しいシルエット、大人っぽいデザインで自分らしさを際立たせ、かつ、気張り感や嫌味がないキュートさを演出。
上品に可愛く、時にクールにコンサバさを思わせるシルエットとその独自の色使いとデザインは、ファッショントレンドに敏感な大人の女性達の心を鷲掴みにし、いつの時代に変わっても普遍的に満足し続けてくれます。
■9. IENA(イエナ)

Webサイト:http://iena.jp/
IENA(イエナ)は、ベイクルーズがプロデュースする、同社の看板ブランドの1つ。ブランドコンセプトは、仕事もプライベートも大切にできるパリの等身大の女性をイメージ。
そんな同ブランドのアイテムは、白・紺・グレー・黒のベーシックカラーを基本とし、毎シーズンのトレンドカラーを差し色として加え、 上品で上質な定番でありながらもありきたりではない洗練されたワードローブが展開されているとして知られており、現在も各メジャーファッション誌の紙面のトップを飾る人気ぶりです。
■10. MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュフィロソフィー)

Webサイト:http://mackintosh-philosophy.com/
英国のレインコートの老舗ブランドのマッキントッシュ。日本では、2009年にバーバーリーの日本ライセンシーとして、一躍その名を馳せた大手アパレル企業、三陽商会がマッキントッシュジャパンを設立。以後、本拠地英国と連携し、世界展開する一大レインコートブランドに。
その後、セカンドラインとして、コート以外のアイテムブランドのマッキントッシュフィロソフィーを立ち上げ。ベーシックな中に、ブリティッシュテイストが効いた上質なレディースコンサバティブスタイルとして、日本で大人気となりました。
■11. Viaggio blu(ビアッジョブルー)

Webサイト:http://www.viaggioblu.jp/
Viaggio blu(ビアッジョブルー)は、ジャバコーポレーションのプロデュースブランドです。イタリア有数のリゾート地で元気いっぱいで陽気なイタリア女性のような、寛大な美しさの女性のイメージがブランドコンセプトです。
そんなViaggio bluビアッジョブルーは、日本のベーシックスタイルにはない、きれい色の使い方が特徴で、大人の遊び心を携えた品の良さをそのままにした独自のフェミニンスタイルは、まさに新時代のコンサバファッションに相応しい斬新さと言えます。
■12. 31Sons de mode(トランティアン ソン ドゥ モード)

Webサイト:https://31sdm.jp/
31 Sons de mode(トランテアン ソン ドゥ モード)は、2009年にあのカリスマモデル梨花と彼女のスタイリングを担当していた、人気スタイリストの風間ゆみえささんが、ディレクションを手がける事で立ち上がったブランドで、立ち上げ前からその人気は絶大。
ベースはシンプルなフォルムでも、ファッションインフルエンサー2人のプロデュースブランドらしい「大人可愛い」テイストをエッセンスに加え、リーズナブルな価格帯での商品展開で知られています。
■13. LAUTREAMONT(ロートレアモン)

Webサイト:http://web.lautreamont.jp/
かつて神戸発信エレガンス系レディースブランドとして、一世を風靡したVEGAベガを手掛けたジャヴァコーポレーションが、大人のキャリア女性向けに「シンプルな中にも“今”の空気が感じられる服」をコンセプトに立ち上げられたのがLAUTREAMONT(ロートアレモン)。
シンプルな落ち着いた色調で全体的にトーンが抑えられているものの、良質な質感のせいか、着用しているだけでワンランク上の女性に。仕事のプレゼンもばっちり決まりそうな雰囲気です。
■14. en recre(アンレクレ)

Webサイト:http://www.enrecre.com/
en recre(アンレクレ)は、1999年に、秋篠宮紀子様御用達の老舗アパレル企業レリアンがプロデュース するセレクトショップです。
その商品構成は、 「暖かみ・遊び心・着心地」の3要素をテーマに、NY、欧州など各都市からヨーロピアンカジュアルトレンドアイテムを厳選しています。
そして、そのオリジナルレーベルは、気品、洗練、かわいらしさをコンセプトに、 ベーシックな中にもヨーロピアンレディの休日を思わせる、 着心地がよく肩肘張らないけど、キチント感を忘れない、絶妙な商品ラインナップが、幅広い世代に根強い人気を誇っています。
■15. ef-de(エフデ)

Webサイト:https://store.flandre.ne.jp/brand/ef-de/
大手アパレル企業フランドルがプロデュースするフェミニンブランドのef-de(エフデ)。ベーシックスタイルの中に、女性らしく甘く優しい雰囲気のテイストをプラスした、エレガンス系ブランドです。
同ブランドは、日常着、オフィスカジュアルのベーシックラインはもちろん、ブラックワンピースなどのセレモニー向けフォーマルウェアが素晴らしいラインナップであることも知られており、まさに落ち着いた上品な女性のためのコンサバブランドと言えるでしょう。
レディースコンサバファッションブランド10選【40代編】
■1. THEORY(セオリー)

Webサイト:https://www.theory.co.jp/
THEORY(セオリー)は1997年に、アメリカニューヨークで設立されたブランドで、 日本では翌年の98年からリンクインターナショナルが輸入を開始。現在は、何とあのユニクロのファーストリテイリング社のプロデュース下に。
シンプルで、とにかく上質な生地のフィット感と着心地に定評があり、エレガンス系キャリアスーツ、オフィススタイルとして、今ではその名を知らない人はいません。そんな魅力が日本を始め、瞬く間に世界中の女性に広がり、一挙に世界トップクラスのエレガンスブランドの地位に駆け上がりました。
■2. UNTITLE(アンタイトル)

Webサイト:https://store.world.co.jp/s/brand/untitled/
アパレル大手のワールドが長年手をかけてそのブランド価値を確立させてきたUNTITLEアンタイトル。約20年前の同ブランドの立ち上げ当時は、当時ナチュラル女性の象徴とされていた女優の山口智子さんを起用し、センセーショナルな一大ブームを巻き起こしました。
その後、バブル期からの時代の変革と共に、大人のエレガンスキャリアベーシックのパイオニア的存在として、「着るだけで美しく見えるブランド」として、多くの女性を変らず魅了し続け、ワールドのロングランヒットブランドの1つとなっています。
■3. 23区(ニジュウサンク)

Webサイト:https://www.23ku-web.jp/
23区(ニジュウサンク)は、オンワードグループのロングランヒットブランドの1つ。カッチリ、キレイめで、個性派キャリアエレガンス系の同ブランド。上質で着心地が良いワードローブを展開が特徴です。
老舗アパレル企業のオンワードならではの、日本人の体型の良いところを引き出し、決定をうまくカバーしたデザインとサイズ展開の豊富さは、スタイルに本質を求めるすべての女性向けに、世代や時代を超えて幅広い層に長い間愛されています。
■4. ICB(アイシービー)

Webサイト:https://crosset.onward.co.jp/shop/icb/
ICB(アイシービー)は、オンワードグループのロングランヒットブランドで、同社の看板ブランドの1つにもなっています。シャープで遊び心があり、都会的で洗練された世界視野で価値判断ができるグローバルなキャリア女性を対象にしたコンセプトブランド です。
日本の老舗ブランドのオンワードが、 欧米ブランドテイストの自社ブランドを立ち上げたのがこのICB(アイシービー)。人と違う個性的なキャリアファッションを求めている貴女にぴったりの ラインナップです。
■5. URBAN RESERCH DOORS(アーバンリサーチ ドアーズ)

Webサイト:http://www.urdoors.com/
URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)は、1997年大阪心斎橋のアメ村で1号店が発進したセレクトショップです。そのブランド展開は、 “今の暮らしをここちよく”をコンセプトに世界中からカジュアルをベースとした、ドレスやライフスタイル雑貨までをセレクトしたトータルセレクトブランドとしての地位を確立させました。
そして同社のオリジナルブランド、アーバンリサーチドアーズは、そんなコンセプトが詰まった、ベーシックでかつ独自テイストのフェミニンさがプラスさされた大人可愛いカジュアルコンサバスタイルを実現しています。
■6. MHL(エムエイチエル)

Webサイト:https://www.margarethowell.jp/
MHLは、イギリスのデザイナーズブランド、マーガレットハウエルが1983年に日本に初上陸後、近年2013年に、株式会社アングローバルが、マーガレットハウエルのセカンドカジュアルラインとして、日本に誕生させました。
そんな同ブランドは、マーガレットハウエル自身がワークウェアに影響を受けたこともあり、「カジュアルで、タフ、素材そのものの持ち味を生かし、ウォッシャブル」をキーワードに商品展開を行っています。シンプルでベーシックの中に、モダンかつデイリーに着こなせるウェアは、お子さんと一緒に遊ぶ小粋なママウェア、リラックスモードのホリデーウェアとして、人気を博しています。
■7. AMACA(アマカ)

Webサイト:http://www.amaca.jp/
AMACA(アマカ)は、三陽商会のプロデュースブランドで、国内外から著名なクリエイターの商品も積極的に取り入れている、同社の大人向け看板ブランドの1つです。イタリア語でハンモックを意味する「AMACA(アマカ)」。
同ブランドの商品展開方法は、毎シーズンごとのトレンドキーワードテイストを必ず盛り込み、上質でかつシンプルな中におしゃれ心をくすぐるちょっとしたワンポイントが、人と違う大人の個性派上品カジュアルを演出してくれます。
■8. un dix cors(アンディコール)

Webサイト:http://www.palgroup.co.jp/brand/brand.php?n=undixcors
un dix cors(アンディコール)は、30~40代の大人の女性をターゲットに、日々の生活の中を、自由に行動でき、オンとオフの切り替えができる、バランス感覚のある働く女性達に向けた、株式会社パルのプロデュースブランド。
毎日のシンプルなデイリークローズの中にも、女性らしさ、トレンド感、エッジの効いたエッセンスを加え、どんなワードロープとも合わせやすいそのラインナップは、ただの地味カジュアルに見せない工夫が、細部によって施されています。
■9. M-PREMIER(エムプルミエ)

Webサイト:http://m-premier.com/
アパレル企業株式会社エム・アイ・ディーが 、1986年にキャリアウーマンをターゲットに 発足したブランド。シンプルでありながら、その「大人かっこいい」デザインは、あらゆる働く女性をかっこよく見せてくれ、かつ女性らしい可愛さのエッセンスも忘れずプラスしたワーキングスタイルにぴったりのワードローブが揃うラインナップとなっています。
今では、M-premierが似合う女=できる女の代名詞となるほど、大人キャリアガールに憧れのブランドの地位を確立しています。
■10. UR’S(ユーアーズ)

Webサイト:http://ur-s.me/
UR’S(ユーアーズ)は、アパレル会社ALEFが、2015年に、パーソナルスタイリストであり、インスタフォロワー数7.5万人という驚異的なファッションインフルエンサー大日方久美子さんをタイアップモデルに抜擢した、ファッション通販専門サイトブランドです。
そのシンプルでありながら、スタイリッシュさと、どこか大人の余裕と品性を感じるデザインが話題を呼び、現在、同ブランドを立ち上げてわずか2~3年で、大手アパレルブランドを凌ぐ勢いの人気を誇っています。
レディースコンサバファッションブランド5選【50代編】
■1. DO CLASSE(ドゥクラッセ)

Webサイト:https://www.doclasse.com/
DO CLASSE(ドゥクラッセ)は、2007年に設立された「実年齢で輝く」をテーマにしたアラフィフ女性をターゲットにしたファッションブランド。
年齢の枠にとらわれることなく、内面の美しさが充実する大人女性を満足させる商品展開に定評があります。とてもアラフィフ向けと思えないような、ヤング層商品と同様のトレンドデザインをベースに大人のアクセントをうまく融合しており、「若作りして痛々しいなんて言わせない!」上質な大人カジュアルです。
■2. 自由区(ジユウク)

Webサイト:https://www.jiyuku.net/
自由区(ジユウク)は、オンワードグループのロングランヒットブランドです。あのいつまでも実年齢を全く感じさせない、アラフィフカリスマモデルの亜希さんをイメージキャラクターにしたセンセーショナルな広告は、世間を驚かせました。
自分に無理をせず、自然体で輝く女性、HAPPINESS WOMAN(ハピネスウーマン)をコンセプトに掲げています。人と会う、人と過ごすシーンをハッピーに、華やかに彩ってくれ上質で存在感のある大人向けベーシックスタイルです。
■3. SUNA UNA(スーナウーナ)

Webサイト:https://store.world.co.jp/s/brand/sunauna/
SUNA UNA(スーナウーナ)は、レディースファッションを知り尽くしたアパレル大手企業ワールドが、これまでのBASICスタイルに、ありきたりのフェミンさ、可愛らしさでは満足できない女性たちのために、これまでとはテイストの違う、控えめな女性らしさの中にどこか可愛らしさを追求したアラフォー、アラフィフ大人女性のためのニューブランド。
オリエンタルモチーフの花柄や差し色の色使いが、他人と違う、さりげない大人キュートさを演出してくれます。
■4. Modify(モディファイ)

Webサイト:https://store.world.co.jp/s/brand/modify/
Modify(モディファイ)は、アパレル大手ワールドが、アラフォー、アラフィフ世代の大人女性をターゲットに、ありきたりなファッションに飽き足らず、新しい可能性の発見と心地よいファッションスタイルを提案してくれるブランド。
「品格のあるベーシック」に「女らしさ」にこだわり、オフィス向けカジュアルはもちろん、ちょっとしたお出かけのタウン向け、週末休日向けとあらゆるシーンを想定された、年齢相応のこなれた感を醸し出してくれます。
■5. esche(エッシュ)

Webサイト:https://store.world.co.jp/s/brand/esche/
esche(エッシュ)は、アパレル大手企業ワールドが、 仕事や家事に追われがちなアラフォー、アラフィフ向けに、「ちょっとその辺にお出かけ」のタイミングに合わせてプロデュース。
シンプルベーシックに加え、若作りしすぎない程度に程よくトレンドテイストを入れ、着るだけで、エレガンスな大人の女性独特の「こなれた感」が演出でき、かつて90年代のクラシックコンサバティブを体験した世代も納得の、年齢層のネオコンサバティブを実現したブランドです。
まとめ
今回は、新時代のコンサバファッションについて、 国内で人気のブランドをそれぞれの年代別にまとめ、ご紹介させて頂きました。
これらのどのブランドのラインナップを見てもお分かりいただける通り、現代のコンサバとは、かつてのバブル期のコンサバファッションのように、単純に男性ウケのいいスタイルの追求ではなく、「私が自然体で過ごせること」「私の個性を大切にすること」 が主軸に置かれています。
これは、日本女性も欧米女性並みに社会で当たり前に活躍できるようになった今、 女性が自分の為のコンサバティブファッションを楽しめる時代になったと言えるでしょう。