SUPサーフィンの基礎と上達するコツ3つ

SUPサーフィンの基礎と上達するコツ3つ

パドルを持ち、サーフィンのようにSUPを楽しむことも出来ます。SUPサーフィンはどのようにすればいいのか、基礎から上達方法まで詳しく説明します。動画も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。


マリンスポーツやウォータースポーツは、海やアウトドアが好きな人にとって、一度は経験してみたい憧れのスポーツです。しかし、いちから挑戦するにはハードそうに見え、近くに海や水辺がないとそう頻繁にチャレンジすることもできないので、ついつい足が遠のいてしまうことも。誰にでも簡単にチャレンジできて、初心者にも優しいウォータースポーツが、SUPサーフィンです。しかも、海だけでなく川や湖など、水辺であれば比較的場所を選ばないのも魅力のひとつ。

そんなSUPサーフィンについて、基礎や上達のコツをお伝えします。

SUPサーフィンとは

SUPサーフィンというのは、「スタンドアップパドル・サーフィン」のこと。サーフィンのメッカであるハワイのオハフ島で、ビーチボーイたちが大きめのサーフボードに立ってパドルで漕ぎながら進むスタイルを編み出したのがルーツと考えられています。ボードの大きさはモデルによっても異なりますが、平均で3メートルほど。浮力があるので初心者でもボードの上に立つのが用意で、あとはパドルで漕いでぐんぐんと進んでいきます。

場所を選ばないことや、手軽に挑戦できる利点があるため、SUPサーフィンは今ではヨーロッパやアジアなど全世界に広まり、現在では130万人を超えるSUPサーフィンの人口がいるほどの人気のウォーターレジャー。今や世界各地でSUPサーフィンの大会も開催されるようになりました。

SUPサーフィンと通常のサーフィンの違い

通常のサーフィンとSUPサーフィンの一番の違いは、すでにご説明に出てきているように、使用する道具が異なります。通常のサーフィンはサーフボードさえあれば遊べますが、SUPサーフィンの場合はパドルが必要です。沖までパドリングで行くのとは異なり、スイスイとパドルを使って進んで行くことができます。

通常のサーフィンのようにショートボード、ロングボードといった概念はなく、長さに多少の違いはあれど、SUPサーフィンでは一律約3メートルの大きなボードを使用します。

また、通常のサーフィンは、波に乗ることを楽しむもの。つまり、波がない状況では遊ぶことができません。しかし、SUPサーフィンは波に乗って遊ぶこともできますが、パドルを使ってクルージングそのものを楽しむこともできます。波がない状況でも遊べるレジャーだからこそ、海だけでなく湖や川など、使用できるシーンがとても幅広く、マリンスポーツが好きな人以外にもアウトドアを楽しんでいる方なども大勢チャレンジしています。

SUPサーフィンの魅力

サーフィンの、特にショートボードではまずボードの上に立つことが難しく、初心者ではボードの上に立てるようになる前に断念してしまう人も少なくありません。しかし、SUPサーフィンのボードでは、初心者でもボードの上に立つことが可能なので、お子様や女性のように、筋力や体力に自信がない方でも手軽にチャレンジすることができます。

また、すでにご説明したように、波のないところでも遊べるため、SUPボードを使用してボードの上でヨガのポーズをとるSUPヨガや、クルージングで沖までいって楽しむSUPフィッシングなど、いろいろな遊び方ができるのもSUPサーフィンの魅力です。

SUPサーフィンの基礎

SUPサーフィンの基礎は、まずはボードの上に安定して立ち、まっすぐ進むことです。立つこと自体はそう難しくはないのですが、やはり水の上は陸地に比べると不安定なもの。最初のうちは、少し気を抜いたり、ぴゅーっと風が吹くとバランスが崩れて水面に落下してしまうことがあります。まずは、ボードの上に安定して立つコツをお伝えします。

<ボードの上に安定して立つコツ>
・腰が引けてしまわないように、体の軸を意識して立つ
・立つ位置は、ボードの真ん中を中心にして左右に均等に体重がかかることを意識して
・目線は進行方向の遠くに。水平線の方を見るように心がける

最初のころは、ついついひさが曲がりすぎてお尻が後ろに下がってしまい、自然と腰が引けてしまう方がほとんどです。無意識のうちにおしりでバランスを取ろうとしてしまうことが原因なので、意識して姿勢をよくしましょう。また、慣れないうちは目線が足元を向いてしまいがち。これも姿勢などに影響するので、遠くを見るように意識しましょう。水の広さを十分に感じながら、SUPを楽しんでくださいね。

SUPサーフィンの上達するコツ3つ

SUPボードの上にしっかりと立つ基本がわかったら、あとは練習を重ねて上達を目指しましょう。しかし、水辺の近くに住んでいる人ならともかく、ジョギングやウォーキングのように、仕事のあとにちょっと数時間練習、ということがなかなか難しいのがウォータースポーツです。効率的に上達できるように、SUPサーフィンの上達のための3つのポイントをご紹介します。

①パドルの位置や持ち方のコツ

パドルを持つときは、利き手でグリップを持ち、約50cmほど下を反対の手でにぎります。このとき、ポイントなのは両手がまっすぐのびて、手と体の間に綺麗な三角形ができるように構えることです。そして、手でパドルを漕ぐ、というよりも、ウエストや体幹をしっかり使って、パドルを後ろに押すのと同時にウエスト部分が少し前に出るようなイメージで、ぐっと力を入れます。手の力だけで進もうとすると腕に負担がかかりすぎて疲れやすくなりますが、体をしっかり使って漕ぐことで、ぐんぐんと進んでいきます。

②バランスを上手にとってまっすぐ進む

最初はぐらぐらと不安定になってしまい、どうしても足元に目線が落ちてしまいがちです。立ったままでは足元ばかり気になってしまう、ということであれば、慣れるまでは膝をついて中腰の状態でパドルを漕いでもOKです。

立つときは足ばかりに気をとられるとバランスが取りにくいので、体の中心と内腿に意識を集中させてください。ふくらはぎで踏ん張ったり、膝でバランスをとるのではなく、内腿に力を入れて下半身全体を安定させるとバランスが取りやすくなります。そして、シャフトをきちんと立てるようにして、体より前でパドルを漕ぎましょう。パドルが体と同じラインに来たら、またパドルを前に戻すようにすると、ボードがくるくるとまわったりせず、まっすぐに進んで行くことができます。

③体幹を鍛えるトレーニングをする

SUPサーフィンを上達させたいのであれば、一番良いのはとにかく頻繁にSUPで水に出ることです。1回1回の間があいてしまうと、前回覚えたことを体が思い出すまでどうしても多少時間がかかってしまうからです。しかし、そう度々SUPサーフィンをやりにいけない、という場合には、SUPサーフィンのためのトレーニングをしておきましょう。

SUPサーフィンは、バランスがとても重要なため、体の体幹部分の筋力が肝心です。SUPサーフィンを上達させたいのであれば、ヨガやピラティスなどの体幹を鍛えられるトレーニングを取り入れてみてください。それ以外にも、腹筋部分を鍛える筋トレなどでも体幹を使うので、自宅で空いている時間にプランクなどにチャレンジするのも良いでしょう。

SUPサーフィンを上達するために参考になる動画3つ

文字で読んでいるばかりではわかりにくい部分もたくさんあるかと思いますが、インターネットで調べると、SUPサーフィンが上達するためのポイントをレクチャーしてくれる動画もたくさん公開されています。このように、わかりやすい動画を活用することで、独学でもある程度は基礎を身につけることができます。

参考になる動画を厳選して3つご紹介します。基礎を学ぶだけでなく、スポーツの上達にはイメージトレーニングも重要なので、ぜひ自身で実践している姿をイメージしながら見てください。

①How To Stand Up Paddle Board - SUP Basics

パドルの持ち方などの基礎的なことから、初心者のためのポイントをしっかり教えてくれる動画です。海外の動画ですが、字幕があるので安心してください。立つ位置やターンの方法なども、陸地で映像を撮っているのでとても見やすいのが特徴です。

②Kai Lenny Teaches You How to Stand Up Paddleboard—Kai Lenny Style Challenge—GQ Magazine

SUPの本場、ハワイ出身のSUPのワールドチャンピオンであるカイ・レニーによるSUPサーフィンのレクチャー動画です。3分ほどの短い動画ですが、初心者のためのポイントがぎゅっと濃縮されています。カイ・レニーがボードにのっている姿勢などもよく見て、参考にしてください。

③スタンドアップパドルボード(SUP)の乗り方|コールマン

老舗アウトドアメーカーコールマンの公式チャンネルです。テキストによるレクチャー動画なので、移動中の電車の中など、音を出してみることができないときのおさらい用などにおすすめです。

まとめ

スポーツは、なにごとも最初が肝心。最初のうちに変な癖をつけてしまうと、なかなか正しく戻していくことが難しくなってしまいます。動画やwebで予習をするのも大切ですが、最初だけでもレッスンを受けるのも上達への近道です。少人数でのプライベートレッスンが受けられるスクールなどもあるので、ぜひ検討してみてください。

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