初心者向け!スタンドアップバドルボードの乗り方と上達ポイント5つ

初心者向け!スタンドアップバドルボードの乗り方と上達ポイント5つ

スタンドアップパドルボード(SUP)を始めたばかりの人は、乗り方やコツが分からないですよね。そんな初心者の方のために、この記事ではスタンドアップパドルボードの乗り方と上達するためのポイントについて説明します。


マリンスポーツの中でも、近年では珍しく爆発的にブレークしたスタンドアップパドル。セレブやヨギーニ達の間でも話題は持ちきりです。

最近では海、川、湖、そしてプールやスポーツクラブでさえもその姿を見かけるようになりました。

なぜこれほどまでに多くの人を魅了しているのでしょうか?今回はまだあなたが知らないスタンドアップパドルの魅力と上達ポイントを教えます!

スタンドアップパドルボードとは

〜古代から人々の生活に根付いた由緒あるスタイル~

先ずはじめに、"SUP"とは「Stand up paddle」の略称です。
サーフボードより大きく浮力がある板の上に立ち、1本のパドルで左右漕ぎながら水の上を自由に移動する新しいスポーツです。

発祥については様々な説がありますが、その歴史は古く古代ポリネシアまで遡ります。まだ船という画期的なものがなかった時代、人々は移動の手段として、木を組み合わせ作った筏にオール(今で言うパドル)を使い、川を下り移動していました。また似たようなものが世界各地で発見されており、ここ日本でも漁や移動手段として使われていました。

そのことから、SUPは昔から人々の生活の一部であったことが伺えます。

その後ハワイの貴族やライフガード達が、サーフィンでは目が行き届かないため、ロングボードの上に立ち漕ぎ始めるようになりました。

それが、現在でいう”SUP”という一つの新しいマリンスポーツの誕生です。

瞬く間にハワイで大人気になりました。もちろん、ハワイで流行ったものが日本で流行らないわけがありません。10年ほど前から穏やかなゲレンデを中心に増え始め、今は水の上どこでも見かけるようになりました。

スタンドアップパドルボードの魅力と遊び方4つ

スタンドアップの魅力は、何と言ってもその手軽さにあります。
サーフィンは波がなければ出来ないし、ウインドサーフィンは道具も多く準備も大変です。またカヤックは重く、アウトリガーは人手が必要です。その分、スタンドアップパドルはボードとリーシュ、パドルさえあれば波がなくても水の上ならどこでも遊べます。

そして一番の魅力は、様々な遊び方ができるという点です。
代表的な遊び方を4つ紹介します。

1. クルージング

まずは海の上をのんびりクルージングしてみましょう!また子供や犬を乗せて散歩しても楽しいでしょう。行ったことがない場所、違う視点から見る景色など、新しい発見が沢山あるはずです。

2. 波乗り

慣れてきたら、ぜひ波乗りにもチャレンジしてみてください。SUPはサーフィンの波乗りとは違い、板も大きく浮力もあるため凄く小さな波にでさえ乗ることが出来ます。エンジンを使わず、自分で波をキャッチする感覚は何ものにも変えがたい経験です。

3. SUPヨガ

不安定なボードの上でポーズを取ることにより、更にコアを鍛えることが出来ます。またスタジオとは違い、水の上でやるヨガは波の音や風、太陽全てを身体に感じ自然と一体になることが出来ます。

4. SUPフィッシング

ボートやカヤックなどよりも道具が少なく、身動きが取りやすいため気軽にチャレンジ出来ます。釣った魚をみんなに振舞ってみましょう。

他にもリバーSUPや、まるで水上ホッケーのようにボールをパスしながら相手のゴールに入れるSUPポロ、風下に下るダウンウインドなどその遊び方は無限大です。またコンディションにもよりますが、1時間のクルージングだけでおよそ600kcal消費します。なぜならSUPは不安定な板の上に立つ事で無意識にバランスをとっており、1番難しいインナーマッスル、そして腹筋、背筋、肩甲骨、足など大きな筋肉を鍛えることができるからです。

また水にはヒーリング効果があり、海に出ることでリフレッシュし心と身体から綺麗になる事が出来ます。

スタンドアップパドルボードの乗り方3ステップ

間違った乗り方をする腰を痛めたりしますので、しっかり正しい乗り方を覚えましょう。

ステップ1:ボールの上に座る

まずは取っ手の部分に正座で座ります。最初は座ったままどんな感じか感覚を掴んでみましょう。

座っているときは、上のグリップを持つと長くて漕ぎにくいですから、パドルを半分にして上の手はシャフトを持つと良いです。

ステップ2:基本のパドルワーク

◯ノーマルストローク
ボードの上に乗ったら早速漕ぎ始めてみましょう!パドルの面がボードと垂直になるように意識し、前から自分を通り過ぎたところまで真っ直ぐ漕ぎます。

なるべくブレードがぶれないよう、しっかり水のパワーを感じましょう。この時、強すぎて水を跳ねあげてもパワーは出ませんし格好良くありません。ゆっくりでも良いから、確実に水をキャッチするのを心がけましょう!

ボードの向きが変わってきたら、持ち替え反対側も同様に漕ぎます。蛇行しないよう、早めに持ち替えるのがポイントです。

◯スイープストローク
まっすぐ進めるようになったら、次は向きを変える練習です。パドルをボードの先端の方に出し、前から後ろまで円を描くように漕いでみましょう。

その時パドルの面は、ボードと平行になるよう縦にして水の中に入れると、水を押しやすくなります。右側を漕げば左へ、左側を漕げば右に向きが変わります。

◯リバースストローク
最後に方向転換です。行くだけでは、帰って来ることができませんね。
リバースストロークとは、名前の通りパドルを後ろから前に向かって漕ぐことです。この時も同様、パドルの面を縦にしなるべく円を描くようにするとぐるっと向きが変わります。

1回で足りなければ、2回後ろから前に向かって漕いでみましょう。90度以上向きが変わったら、持ち替えをして、前から後ろへ漕ぎます。右側を漕げば右回り、左を漕げば左回りの方向転換になります。

ステップ3:立ち方

パドルワークが慣れてきたら、いよいよ板の上に立ってみましょう!
まずはパドルを横に置き、しっかり両手をつきながらパドルを持ちゆっくりと立ち上がります。

足は肩幅くらい、広すぎても狭すぎてもバランスを崩しやすくなります。目安は取手を両足で挟むようにすると良いでしょう。前かがみや屁っ放り腰にならないよう体の軸(頭の位置、胸、丹田、膝)を意識します。

そして真っ直ぐに進むことに慣れたら、先ほどやったスイープストローク、リバースストロークにもチャレンジしましょう。立っている分、バランスを崩しやすく向きも変わりにくいですから、腰を落とし膝を曲げ、足でボードを動かすのを意識すると良いでしょう。

いかがですか?意外と簡単で、1時間もあれば99%の方が立って漕げるようになります。

初心者向け!スタンドアップパドルボードの上達ポイント5つ

初めての方はもちろん、みなさんSUPを始めて様々な壁にぶつかったりや疑問が出てくるでしょう。壁は上達のチャンスです。

まずはこれらを習得し、初心者を脱出しましょう!

1. ボード選び

まず最初に、自分の身体にあったサイズの板を選びましょう。サイズが合わなければ落ちる原因になります。ボード選びは重要です。長さも大事ですが何より横幅、板の厚みがバランスを左右します。

標準目安としては長さ10ft前後、横幅30inch以上のものから始めると良いでしょう。それでも難しい場合はサイズを大きく、簡単な場合は一回り小さくしてみましょう。それだけで取り回しが断然変わります。

まずはなるべく落ちない事が、上達への第一ステップです。

2. バランスの取り方

不安定な時は力を抜き、丹田と内腿を意識します。なるべく軸をずらさないように目線は遠く、膝は柔らかく、ボードの動きに合わせ下半身だけでバランスをとるのを意識しましょう。

そして一番重要なのは目線です。どうしても足元を見がちですが、目線が下がる事で頭が下がり、上半身が前かがみになりバランスが悪くなります。

まずは遠くを見ましょう。海面の様子、周りに人が居ないか、目からはたくさんの情報が入って来ます。うねりに抵抗するのではなく、うねりと一体になることで知らない間に立てるようになっています。

また、スピードがないと安定しませんから、板が安定して進みはじめるまでは立ったら素早く漕ぎ始めましょう。

3. まっすぐ進むためには

どうしても向きが変わりやすいという方は、まずシャフトを真っ直ぐ立てるようにして漕いでみましょう。ポイントは下半身を固定し腹斜筋を意識します。肩から前に出すのを意識するとパドルを立てやすいです。

また足の裏も重要です。ボードを掴みグリップする事で、振り回されずコントロールできるようになります。

4. 長距離を漕いでみよう

長い距離を漕ぐためには、腕の力だけでは限界があります。小さい筋肉をフルに使っても、小さいパワーしか得られないのです。

グリップを持つ上の手を力点にし、お辞儀するように自分の上半身の体重をかけましょう。下の手は支点になり、引っ張るのではなく支えるだけです。するとブレードが作用点となり、力点のパワーが伝わりやすくなります。

また腹筋、背筋、肩甲骨、体の大きな筋肉を使うことで疲れにくくなり長距離でも漕げるようになります。気づいた頃には上手くなっているはずです。

5. スピードアップ

どんなに一生懸命漕いでも、なかなか早く進まないという事はありませんか?それはせっかく掴んだ水のパワーを使わずにただ水を引っ張っているだけです。それでは勿体ありません。

実はスピードアップするのに、それほど体力は必要ありません。車やバイクでも徐々にスピードアップするように、SUPにも段階が必要です。最初は短いピッチで板に推進力をつけましょう。そうする事で向きも変わりにくくなります。徐々にスピードに乗ってきたらストロークを少しずつ長くしていきます。4.で説明したように、体全体を使って漕ぎましょう。

もうここまで来たら、軽いギアでもスイスイ進むようになっています。

まとめ

SUPはまだまだ発展途上、世界のトッププロでさえそれぞれのスタイルがありやり方があります。漕ぎかたに決まりなんて無いのです。

一つの意見に囚われず、自分が1番快適で心地よいスタイルを探して見ましょう。それが、あなたのスタイルになります。

また、スクールに入ることも上達への近道です。なぜならたくさん知識をもったその道のプロフェッショナルが教えるからです。そして欠点を見抜く力があるため、適切なアドバイスをもらうことができます。

ぜひ信頼出来るコーチや仲間を見つけ素敵なマリンライフを送りましょう!

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